LIBRARY 映像ライブラリ
一般財団法人東海冠婚葬祭産業振興センターでは、人生の大切な儀式について紹介した映像を製作し、貸し出しを行っています。
お墓の行方 多様化の時代 ~墓じまいを選択する人々~
令和5年12月22日の朝日新聞に、
――≪墓じまいは過去最多15万件超 少子化や弔いの多様化 コロナで拍車か≫ 令和4年度の墓じまいは、全国で15万1076件(前年度比3万2101件増)で過去最多となった――
との記事が掲載されました。
少子高齢化や核家族化に加え、新型コロナの影響で墓参りがしにくい時期があったことや、樹木葬や散骨など改葬後の選択肢が増えたことが背景にあったことは想像に難くありません。
しかしながら、実際に墓じまいをした人のみならず、近い将来お墓をしまいたい考えているという人たちが、私たちの周りにもたくさんいるというのも現実なのではないでしょうか。
先祖が眠るお墓をしまうにはどうすればよいのか、これから私たちの遺骨はどこに納まるのかなど、今後もますます多様化が進むであろうお墓の在り方などを考察していきます。
監修・出演 | ■釈 龍音(僧侶) |
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出 演 | ■中島康寛(株式会社瑞光メモリー) ■藤巻あつ子 、伊沢 勉 、深やまとば子 、市野倖大 |
ナレーション | ■末竹明代 |
監 督 | ■鈴木秀幸 |
多様性時代の結婚観
1972年の日本では、約110万組の夫婦が誕生し、その多くが何らかのカタチで結婚式を行っていました。
それが、2021年になると約50万組にまで減少し、その約半数が、結婚式をしない<ナシ婚>夫婦といわれています。
なぜ、結婚式をしなくなったのでしょう。
時代とともに人々の結婚観が変わり、結婚式そのものに意義を見出さなくなってしまったことも要因の一つといえるかもしれません。
ただ、結婚式は、人が社会で生きていくうえで大切な人生儀礼の一つであることに変わりはありません。
いま一度、結婚式の本質やその意義を見つめ直し、多様化が進む現代の若者たちのニーズに対応していくには何が必要なのかを考察していきます。
監修・出演 | ■鈴木一彌(婚礼文化研究家/株式会社Ginza Fiore 代表取締役) |
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出 演 | ■中村 卓(株式会社タクティブレイン 代表取締役/全国エリアウエディング協議会 代表) |
ナレーション | ■稲葉寿美(株式会社INANAエンタープライズ 代表取締役/アナウンサー) |
監 督 | ■鈴木秀幸 |
冠婚葬『祭』 暮らしの中で祖先を敬う
新型コロナウイルスは、私たちがこれまで受け継いできた〝冠婚葬祭〟における儀式の在り方を大きく変えてしまいました。とくに、結婚式や葬式では、家族だけでけじめの機会 とする形態を好む傾向にいっそうの拍車がかかりました。
とはいえ、人々が通過儀礼をおざなりにし、神仏に手を合わせなくなったわけではありません。ある調査によれば、日本人の約8割が「初詣には行く、行くつもり」と答えていま すし、お宮参りや七五三のお参りはもとより、商売繁盛、家内安全、厄除け、良縁・合格などの祈願で社寺を訪れる人(割合)が激減したとは感じられないからです。
そこで今回は、私たちの日常にもかかわりが深い冠婚葬祭の〝祭(お彼岸とお盆)〟にスポットを当て、その本質を民俗学的見地および宗教的立場から紐解いていきます。
監修・出演 | ■國學院大學文学部 日本文学科 ・ 服部比呂美 准教授 尾張國一之宮 真清田神社 ・ 辰 守弘 宮司 浄土宗励声山 大法寺 ・ 長谷雄蓮華 住職 |
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出 演 | ■伊沢 勉 、中田裕子 、小椋奈々 、伊藤光男 、松浦みち子 |
ナレーション | ■鈴木林蔵 |
監 督 | ■鈴木秀幸 |
暮らしの中の幸福な通過儀礼&年中行事
昨今では、結婚式や葬儀式などで顕著にみられるように、人生における通過儀礼の形態が大きく変容してきています。
しかし、長きにわたって継承してきた通過儀礼や年中行事は、われわれの生活習慣に根付いており、これからも継承していくべき大切な文化なのではないでしょうか。
今回は、婚礼文化研究家・鈴木一彌(ひとみ)氏と、「開運#年中行事はじめました」の著者・井垣利英氏にそれぞれ、通過儀礼と年中行事の意義をおしえていただきます。
監修・出演 | ■鈴木一彌(株式会社Ginza Fiore 代表取締役)、井垣利英(株式会社シェリロゼ 代表取締役) |
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出 演 | ■安藤博徳、斉藤美七海、辻 美莉愛、安藤万陽、戸田佳歩 |
ナレーション | ■鈴木林蔵 |
監 督 | ■鈴木秀幸 |
多死社会におけるこれからの死生観~グリーフケアと看取り~
かつて日本人の多くは、自宅で家族や友人などに見守られながら生を終えていましたが、病院で死ぬことが当たり前になった現在では、往時の看取りの文化は失われてしまいました。
しかし、今後は、自宅で終末期を迎えることが増える世の中になることが考えられることから、もう一度、大切な人の〝看取り〟を見つめ直す必要があるとも考えられます。
そこで、本当に意味のグリーフケアおよびポジティブな死生観への回帰を提示することで、これからの新しい社会に求められるであろう終末期の在り方を考察します。
監修・出演 | ■藤 和彦(独立行政法人経済産業研究所 上席研究員) |
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出 演 | ■柴田久美子(一般社団法人日本看取り士会 会長) 白瀧貴美子(看取り士)、柳 彩千(看取り士) 渡辺幸生、横川とし恵、にへいたかひろ、理津江 |
『平成の結婚式の変遷とこれからの結婚式』〜プランナーの決め手はプロデュース力向上〜
時代とともに変化していく結婚式。それはまた、お客様と結婚式をプロデュースする側との関係性の変化でもあります。
少子高齢化でますます厳しくなっていくブライダル業界で生き残るためには、いまの新郎と新婦が本当に求める結婚式とは何かを理解し、実現していく知識と行動力が必要になります。
劇的に変化していった平成の結婚式の変遷を縦軸に、プランナーそのものが商品力として重要ない時代だからこそ、企業が取り組むべき課題<人材育成>と当事者であるプランナーの意識向上を目指し、ウエディングプロデュースに詳しい福永有利子氏(株式会社フェイス 代表取締役)とともに考察していきます。
恋愛観・結婚観
晩婚化・晩産化が進み、生涯未婚率も上昇し続けている昨今、若い女性が無理に結婚をせず独身を選ぶ「非婚」という言葉まで聞かれます。
はたして、イマドキの若い女性は、仕事と結婚、さらには出産・子育てをどのようにイメージしているのでしょう。
近い将来、社会に羽ばたくであろう女子高生・女子大生の結婚に対する率直な思いと、結婚に至るまでの恋愛観などをインタビュー形式で聞き取ります。
◆本編より――
内閣府が恋愛に対する考え方を調査しました。少子化対策のために実施された意識調査です。
「積極的に異性にアプローチするか」という問いに対しては、20%が「はい」、「異性からアプローチがあれば考えるか」には、34.9%が「はい」と答えています。
一度振られると、恋愛は一気に面倒なものになります。そして、恋愛を飛び越えた「いきなり結婚族」という独身者もあらわれました。
プロデューサー | ■山田幸秀 |
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協 力 | ■株式会社ジオット、有限会社エピオン |
脚本・演出 | ■五藤文夫 |
人口減少社会と葬送の未来
人口減少のスピードは緩むことがなく、それが社会の変化を加速させています。そんな中、頑なに守ってきた結婚式や葬儀などの儀礼も、ますます簡略化がすすんでいます。とりわけ葬儀は、大都市では「直葬」が目を引くようになり、「ゼロ葬」も雑誌の誌面で盛んに取り上げられるようになり、三世代同居の少ない現代では、墓石の継承などの深刻な問題も含んでいます。
将来の日本は? 人口減少社会下の日本人は幸福? 人と人とを結ぶ冠婚葬祭は経済やコミュニティが崩壊しても存在理由はある?
これらいくつもの疑問を追求し、日本における葬送文化の将来は…
◆本編より――
親鸞はいった。「死んだら野辺に打ち捨てておけ」と。
中江兆民も夏目漱石も、葬儀を拒否した。
しかし、葬儀は、遺された者たちのためにある。
悼む気持ちを共有する人たちが、葬儀で出合い、縁を結び直し、生きていく。
出 演 | ■小谷みどり(第一生命経済研究所主席研究員)、釈 撤宗(浄土真宗本願寺派如来寺住職) |
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ナレーター | ■山下舞弓 |
プロデューサー | ■山田幸秀 |
脚本・撮影・演出 | ■五藤文夫 |
小学生のためのブッダ
世界有数の仏教国でありながら、日本人の多くは仏教の開祖ブッダのことをよく知りません。ブッダとは何者か。ブッダはどこで生まれたのか。そして、ブッダが残したとされる言葉の意味は何か――
花園大学文学部仏教学科・佐々木閑教授の監修により、『ダンマパダ(真理のことば)』を映像化し、ブッダの教えを辿りました。
◆本編より――
人の死というものは、その人が生きてきた長い人生の集大成であり、何十年も積み上げてきたその人の行いや思いが、死を迎えることで完成するのです。
ブッダが80歳で亡くなった時、弟子たちはブッダのために最高のお葬式をしました。お葬式は、亡くなった人の人生を大切に慈しむための儀式であると同時に、「生きることの大切さ」を皆で確認するための儀式でもあります。
人が生きるということ、そして死ぬということ、私たちにとってとても大切なこの問題をしっかり考えることが、お葬式の本当の意味なのです。
原案・監修 | ■佐々木 閑 (花園大学文学部仏教学科教授/「真理のことば」) |
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キャスト | ■増山遼平、山下舞弓、可児大我、熊崎草大、鳥居祐里 |
ナレーター | ■小堀勝啓 (CBCアナウンサー) |
プロデューサー | ■山田幸秀 |
脚本・演出 | ■五藤文夫 |
葬儀で読まれるお経
天台宗のご葬儀では、「法華経」のほか、「阿弥陀経」「光明真言」が読まれています。
故人は仏様の光と言葉によって極楽浄土に導かれます。
真言宗の葬儀においては、「般若理趣経」を読み、「慈救の呪」を唱えます。また、阿弥陀如来の「陀羅尼」や「光明真言」、「南無大師遍照金剛」という御宝号などを唱えます。
浄土宗では、人は死後、極楽に生まれると考えています。葬儀は、その浄土に生まれるように阿弥陀様の来迎をいただく儀式として、「無量寿経」「阿弥陀経」を唱えます。
臨済宗の葬儀で読まれるお経は、「観音経」「金剛般若経」、そして「大悲呪」などです。
また、葬儀の中で重要な箇所は、引導と呼ばれる部分です。
浄土真宗では、ご葬儀を阿弥陀様に対する感謝の儀式と考えています。
葬儀のときには、「正信偈」、阿弥陀の名号、「阿弥陀経」などを唱えます。
曹洞宗のご葬儀では「法華経」と、道元禅師の主著である「正法眼蔵」より抜粋された「修証義」が唱えられます。
「南無妙法蓮華経」と唱えれば法華経の功徳がすべて備わると考える日蓮宗。葬儀では、法華経の「方便品」「如来寿量品」、お題目を唱えます。
人生儀礼
1.人生儀礼 ~出産から初節句~
□約20分
■なぜ、お食い初めの膳に石を用意する?
■命名日はいつする?
■岩田の意味は?
■お宮参りはなぜする?
・・・・・・など
2.人生儀礼 ~七五三~
□約13分
■千歳飴を持つのは?
■紐落としと言うのは?
■11月15日に祝うようになったのは?
・・・・・・など
3.人生儀礼 ~成人式~
□約10分
■成人式とは?
■成人の日
4.人生儀礼 ~結納~
□約28分
■結納の仲人の役割とは?
■決め酒にはどんな意味がある?
■中部地方での習わし「色替」とは?
■結納のルーツは?
・・・・・・など
5.人生儀礼 ~神前結婚式~
□約19分
■三々九度の作法とは?
■雅楽とは?
・・・・・・など
注意事項
1. 著作権法により複製は固く禁じられております。
2. 返却期限は厳守願います。
3. 万一破損した場合は、すみやかに財団事務局までご連絡して下さい。場合によっては弁償していただくこともございます。
4. 郵送又は宅配便ご希望の場合は、貸出・返却とも送料は、申込者の負担とさせていただきます。
5. 営利を目的に使用しないこと。
以上の注意事項に同意の上、お申し込み下さい。
DVD利用申し込み
「DVD利用申込書」をプリントアウトしてご記入の上、FAXまたは郵送にて申し込みください。
原則1巻の貸し出しとさせていただきます。ご不明な点は、事務局までお問い合せ下さい。
一般財団法人 東海冠婚葬祭
産業振興センター 事務局
〒451-0042
名古屋市西区那古野2-7-20
TEL:052-571-5021/FAX:052-571-5037