■調査期間/平成9年9月〜10年3月

(1)調査の目的

    この10年間で個人の結婚観は大きく変化し、結婚に関わる儀式に対するニーズも多様化している。海外挙式、レストランでの披露宴など、従来の方法にとらわれないオリジナリティあふれるものが支持されるようになってきた。

    ブライダル市場は、短期間に大きな消費が発生する魅力ある市場であり、団塊ジュニアが結婚適齢期を迎えている現在、この市場へ参入する企業は多く、企業間の競争が激化している。そのため、ブライダル関連産業は多様化するニーズに応えることにより、企業間競争から生き残ろうと、様々なアイディアを出し新しい取り組みを行っている。

    そこで本調査では、ブライダル関連産業の中でも中心的な役割を果たしている結婚式場業界において、多様化するニーズに応えるためにどのような新しい取り組みがなされているか把握し、その新しい取り組みの優れている点を分析することによって、結婚式場業界が今後の事業展開を検討する際、参考になる資料を作成することをその目的とする。

(2)調査の方法

    調査対象/専門式場、ホテル、公共式場、レストランなどの結婚式場業を営む企業
    調査方法/ヒアリング調査、文献調査

(3)調査項目

  1. 結婚式場業の変遷
  2. 最近の挙式披露宴に対するニーズの変化
  3. 結婚式場業界におけるニューサービスの現状
    A)挙式の充実
     独立型チャペルの建設、神前式場の充実、挙式の演出
    B)アウトドア感覚の空間
    C)プライベートな空間
    D)統一感のある空間
    E)選択の自由
     オーダーメイド型の婚礼、自分らしさの演出、料理における選択肢の拡大、
     不要項目を差し引きその分の費用を割り引く婚礼パック、衣裳の持ち込み
    F)コミュニケーションを大切にした雰囲気づくり
    G)列席者に対する配慮
    H)少人数の披露宴への対応
    I)海外挙式への対応
    J)ブライダルフェア
    K)新分野の模索

 

Tokai Ceremonial Occasions Industy Promotion Center